マウントとアンマウント

マウントとは

あるファイルシステムに別のファイルシステムを組み込んで、全体として1つのファイルシステムとして扱えるようにすることを「マウント」と言います。

マウントしたファイルシステムが結合されるディレクトリが「マウントポイント」です。

/media以下や/mnt以下などにあるからのディレクトリがマウントポイントとして用意されています。

マウントは、DVD-ROMや、USBメモリなどのリムーバブルメディアや、NFS(Network File System)などのリモートファイルシステムにも使われます。

マウントした後は、デバイスやネットワークの違いを意識せずにファイルにアクセス可能です。

マウントとアンマウント

ファイルシステムをマウントするにはmountコマンドを使います。
マウントを解除する行動を「アンマウント」といびますが、これを行う場合はunmaountコマンドを使います。

コマンド書式

マウントコマンド

書式
mount [オプション] [デバイス名] [マウントポイント]

アンマウントコマンド

書式
unmount [オプション] [デバイス名またはマウントポイント]

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