ローカライゼーションと国際化
ソフトウエアのメニューやメッセージは、ユーザーになじみのある言語に対応しているのが最善です。
言語、通貨単位、日付などを国・地域に合わせることをローカライゼーション(localization)と呼びます。国ごとに設定するのは手間なので、最近のソフトウエアは初めから他地域・多言語に対応するよう作られています。これを「国際化(internationalization:i18n)」と呼びます。
i18n
国際化のこと。「internationalization」だと長いので、「i」+「18文字」+「n」の意で省略された。
ロケール
利用者の地域情報のこと。ソフトウエアはユーザのロケールを参考に、表示書式・言語など変更できるよう作られています。下記例のように、いくつかのカテゴリにわかれています。
- メッセージの出力言語(LC_MESSAGES)
- 通貨(LC_MONETARY)
- 日時の書式(LC_TIME)
etc……。
カテゴリごと、別々に設定が可能です。例えば、「日付は日本語出力、言語は英語表記」という具合に設定可能です。