概要
ファイルへのアクセス許可は、ファイルに設定されているアクセス権、所有者、所有グループにより決定されます。所有者と所有グループを編集・変更できるのはrootユーザーのみです。
所有者とは
ファイル・ディレクトリを作成すると、作成したユーザーがその所有者として設定されます。同時に所有者のプライマリグループがファイル・ディレクトリのグループとなります。
Linuxというグループに属するユーザーLpicがファイルを作成すると、そのファイルの所有者はLpicに、所有グループはLinuxになります。
所有者の確認方法
確認対象のファイル・ディレクトリがある場所で「ls -l」コマンドを実行すると確認できます。
例
$ ls -l
-rw-r–r– 1 Lpic Linux 0 jun 27 22:00 testfile