ジョブとは
ジョブとは、ユーザーがコマンドやプログラムをシェル上で実行するひとまとまりの処理単位です。
シェル上で1つのコマンドを実行したものも、複数のコマンドをパイプで繋いで実行したものも、いずれも1つのジョブになります。ジョブは、フォアグラウンドもしくはバックグラウンドで実行されます。
バックグラウンドジョブの実行
フォアグラウンドでジョブが実行されていると、キーボードからの入力はすべてのジョブに渡されます。つまり、そのジョブが終了するまで、シェル上で他の作業はできないことになります。
処理に時間がかかるジョブはバックグラウンドで実行すると、ジョブの終了を待たずにシェルを使うことができます。
バックグラウンドでコマンドを実行するには、コマンドラインの最後に「&」を追加します。
例えば、updatedbコマンドをバッググラウンドで実行するには次のようにします。
updatebd &